M3 MAX MacBook pro 14インチを購入し2ヶ月使用した感想(M3 Macbook Airとの比較あり)

レビュー

2025/3/8更新
今更ながらM3 MAX MacBook pro 14インチを購入し2ヶ月使用した使用しました。

そもそもM3 MacBook Airを使っていたのですが、そちらを家族が使い共有はしないと言うため、私は別のパソコンが必要となりました。
Apple大好きの私としては、ここは、また新しいMacBookが欲しいのですが、すでに最新のM4 MacBook proが発売されていた時期で迷いました。

結果、価格の少し落ち着いたM3 MAX MacBook proを購入しました!
本当に今更ですが、M4 MacBook proを買わなくて良かったの?というご意見もあると思います。

その点も踏まえ、MacBook proの良かった点や気になる点について感想などを書きたいと思います。

結論

デザインが最高にカッコいい
ミニLEDディスプレイは綺麗で発色が美しい
ポートの種類が多く、アダプタを持つ必要がない
性能は申し分なしで今後も長く使える

排熱ファン搭載で夏場の使用や高負荷において安心

バッテリー持ちは普通(低電力モード)
使用用途が少ないとオーバースペック、価格が高い
持ち運びには苦労する重さ

MacBookについて

M3 MAX MacBook pro(以下はproで表記)
画面サイズ:14インチ
色:スペースブラック
チップ:M3 MAX(14コアCPU、30コアGPU)
メモリ:36GB
ストレージ:1TB

M3 MacBook Air(以下はairで表記)
画面サイズ:15インチ
色:ミッドナイト
チップ:M3(8コアCPU、10コアGPU)
メモリ:16GB
ストレージ:1TB

良かった点

外観、デザイン

今回買ったproはスペースブラック、外観は控えめに言っても高級感がありカッコいいです。

左:pro 14インチ 右:air 15インチ

各サイトを見ているとpro(airも)の筐体はそろそろデザイン変更してもいい時期のようですが、初めてproを購入した著者は質感、堅牢性、色合い、ロゴなども含め買って良かったなぁと思いました。

MacBook proのロゴはproにしかありません。

もちろん、airも申し分ないデザインですが、proは色の名前にスペースと付いているだけによ〜く見ると光のあたり具合でキラキラとしているような夜の星空を思わせる色合いになっています。

それに比較してaIrは、深い青や緑をイメージさせる黒です。

よく言われている指紋問題は、MacBook pro MacBook Airともにどっちも目立ちます。

左:pro 14インチ 右:air 15インチ

写真を撮る際も指紋が目立ちすぎて何度も拭く羽目に・・・若干諦めています。
proの方が気にならないかなぁと言う程度の差です。

ポートの多さは、proが優位です。
proはHDMI、SDカードスロット、USB-Cが3ポート、イヤフォンがありますが、
airは、USB-Cが2ポート、イヤフォンしかありません。
右側にコンセントがある場合airはコードをぐるっと回す必要があるのでこの点は不便を感じますし、HDMIがあれば自宅のテレビに繋げて大画面で操作することもできますし、
プレゼンするにしてもプロジェクター等接続が容易です。

その点を踏まえるとポートの種類の多さもproを選ぶ選択肢の一つと感じます。
airでもアダプタを持ち運べばいいですが、忘れる心配もないですね。

総じて外観、デザインはproが良いなと感じました。

画面

proの画面はミニLEDバックライトディスプレイでリフレッシュレートもProMotionテクノロジーにより最大120Hzを表示できます。

左:pro 14インチ 右:air 15インチ

proは発色がよくコントラストもはっきりして、より繊細に表現している印象です。
OLEDとまではいかないでしょうがそれでも綺麗さを認識することができます。
また、カーソルの動きも滑らかさを感じることができました。

著者は、proを選ぶ理由の一つにこのディスプレイの美しさを考えていたので、
これは思ったとおり綺麗!の一言でした。

性能

性能については、動画の書き出し速度や性能比較表が多く出ています。
動画、ブログ、ホームページ編集程度の作業であれば、airの性能で必要十分です。

M3系の性能
M3MAX:12の高性能コアと4つの高効率コアを搭載した最大16コアのCPU、最大40コアのGPU
M3pro:6つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載した最大12コアのCPU、最大18コアのGPU
M3無印:4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU、10コアGPU

M4系の性能(参考)
M4MAX:12の高性能コアと4つの高効率コアを搭載した最大16コアのCPU、最大40コアのGPU
M4pro:10の高性能コアと4つの高効率コアを搭載した最大14コアのCPU、最大20コアのGPU
M4無印:4つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載した10コアCPU、10コアGPU

M3はpro高効率コアの比率を多くした効率の良い運用思想に変化したため、M3proが無印寄りの性能になった印象でした。そのため無印は性能が足りないと思うが、proは思ったより・・・MAXは価格高すぎるしと言った迷ってしまうラインナップだったように思います。

M4になると、proはMAX寄りの高性能に思想になっていると思いますので、無印の性能で満足できない方は、M4proで十分な性能を手にできるようになりました。

著者もM4proかM3MAXの購入を検討していたのですが、airを使っていた時の唯一の不満が16GBのメモリだったので、24〜36GBのメモリを検討していました。

しかしながら、M4proでメモリを盛ると30万円オーバーになります。それならM3 MAXはメモリ36GBからの仕様ですし、M4が登場して価格が落ち着いてきていることから、M3MAXを今更ながら購入しました。

著者は4Kの動画編集をしたいため、M3無印では動画編集ソフト(Davinci Resolve)の動きが遅く感じることがありました。その点はM3MAXだとスムーズで書き出しも早くなりました!

とはいえ、PCでゲームをする方はWindowsを買うだろうし、Appleさんがもう少しPCゲームに力を入れてくれればMAX系チップを購入する人口も増加するのではないかと思います。

排気性能

排熱性能は、proとairでは、0か100の差があります。
有か無かですね。proがファンが有る、airがファン無し。

動画編集などの作業では、airは夏場は性能が落ちるようです。
また、高負荷のゲームをする場合、airでは長時間はできないようですね。
冬場の使用でしたので、今のところ差は感じていませんが、高性能を売りとしているproでは排熱性能は重視するべき事項なので、ここはproが不安が少ないですね。

左:pro 14インチ 右:air 15インチ

サウンド

proにはキーボード横にスピーカー用の穴が見えるので、proとairで差が出るような気がします
しかしながら、airの15インチはproと同じく6個スピーカーを備えているとのこと。

どちらも良い音を奏でられます。家で音楽を聴く程度ならば、MacBookでも十分な性能です。
素人ながらサウンドには感動しました!
映画は迫力あるし、音楽を聞いてもiPhoneとは比較にはならないですね。

左:pro 14インチ 右:air 15インチ

より聴き比べてみるとproの方が深みや広がりのあるサウンドを奏でていると思います。

気になった点

バッテリー

バッテリーは購入前からMAX系チップを買う上での一番の懸念事項でした。

結論から言うと30コアのGPUを搭載しているMAX系チップにしては、合格のバッテリー持ちです。
だけど、air(おそらくM3無印のproも同じか)のモンスター級のバッテリー持ちと比較すると普通かなという印象でした。

proは低電力モードでairの1.5倍ぐらい消費する印象です。
なので、カフェに行く時もairはバッテリー40%ぐらいでも動画編集しなければ十分という感覚で行けますが、proは充電器を携行するかと考えます。また、充電器が結構重いです・・・

バッテリーは長ければ長いほど良い!と考える人は、無印系かpro系のチップの方がバッテリー持ちは格段に良いのではないかと思います。

ここは、MAX系チップを購入して、一番気になった点ですね。

airはバッテリー減ってない!?と勘違いすることがあるくらいバッテリーが持ちます。

そもそもMAX系チップは驚異的な性能をノートパソコンで発揮するコンセプトでしょうから、バッテリーで動かしていることすら驚異的なんですよね。

余談ですが・・・低電力モード時のバッテリーの色が黄色なのが、常に警告されているよう気がしてあまり好きではないです。

価格

そもそもM3MAXの通常価格約54万円は驚愕な金額(安い中古の自動車が買えるし、家族が1〜2ヶ月余裕で暮らせる)です。
今回は買う時期がタイミングが良く値引きを入れて40万弱で購入できましたが、M4ならM4proの購入が限界でした。

通販となれば国内正規品が届くか若干分からないことが心配でしたが、購入した通販業者は発送も早く、Appleの正規1年保証も受けることができ、結果的に大満足です!

恐らく次回購入する際は、pro系のチップの購入を検討すると思います。

大きさ、重さ

上:pro 14インチ 下:air 15インチ

15インチのairと比較すると、重さはほとんど変わらないです。
proは1.62kg Airは1.51kgです。(100gの差)

持った感じは、どっちもズッシリ感はあります。
proの方がサイズ感は小さいので、鞄を占有する面積はproの方が小さいです。

しかしながら、airは画面の大きさと重さのバランスが素晴らしく、この軽さで15インチが持ち運びできるのは素晴らしいですね。

左:pro 14インチ 右:air 15インチ

大きさ、重さはairがバランス感が良く15インチの画面でブログ編集等は作業効率が向上するので良いと感じました。

ちなみにどちらもリュックに入れて持ち運ぼうものなら確実に肩が疲労します。
ここら辺は、できればaIrの名を冠するならもう少し軽く差をつけてほしいところです。

まとめ

M3 MAX MacBook pro 14インチの感想をMacBook Air 15インチとの比較を含めて書きました。

M3 MAX MacBook proは、性能、バッテリーそして筐体のデザイン等を含めバランスの優れたノートPCです。
使用してみてオーバースペックだと感じ返品する人もいますし、それはそれで賢いなと感じます。
著者は悩んで迷ってネットショップで購入したため、返品できないことを承知で購入しました。
これからはこの高性能PCを使いこなすよう自分の能力を上げようと意気込んでいます。

最高の道具で最高の仕事ができる、高い目標を目指せるノートPCだと感じました。
(残念ながら、自分の能力はまだまだ発展途上ですが・・・)

1台で最高の相棒になるのでこれからガンガン使用して、MacBookの性能を発揮させたいと思います。

でも、次にMacBookを購入する時はOLEDディスプレイが搭載されたモデルに期待したいです。
それまでにお金を貯金します!

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