MacBookの液晶画面、気づいたら指紋や皮脂で汚れていることはないでしょうか。
せっかくの美しいディスプレイが汚れていると、作業の気分も下がってしまいます。しかし、適当なティッシュで拭くのは避けるべきです。MacBookの画面には反射防止コーティングが施されている機種もあり、間違った方法で掃除するとコーティングを傷める可能性があります。
本記事では、MacBookに安心して使えるクリーナーを、液晶画面用とキーボード・ボディ用に分けて紹介します。
コンテンツ
この記事でわかること
- MacBookクリーナーの選び方(ノンアルコール・素材・タイプ別)
- 液晶画面に安全なクリーナー5選
- 用途別おすすめモデル
- 購入前にチェックすべきポイント
MacBookクリーナーの選び方
MacBookを安全に綺麗にするためには、クリーナー選びで押さえるべきポイントがあります。液晶画面とキーボード・ボディでは、適したクリーナーのタイプが異なるため、用途に合わせて選ぶことが重要です。
ノンアルコールタイプを選ぶ
MacBookの液晶画面を拭くなら、ノンアルコールタイプが基本です。
アルコール成分が入っていると、画面の反射防止コーティングを溶かしてしまう可能性があります。Appleの公式サポートでも、画面の清掃にはアルコールを含む洗剤は避けるよう推奨されています。
ただし、キーボードやアルミボディ部分であれば、アルコール系のウェットティッシュでも問題ありません。用途に合わせて使い分けることがポイントです。
用途に合わせてタイプを選ぶ
クリーナーには大きく分けて3つのタイプがあります。
クロスタイプは、乾拭きで軽い汚れを落とすのに便利です。洗って何度も使えるため、コストパフォーマンスにも優れています。
ウェットティッシュタイプは、皮脂や指紋汚れをサッと拭き取れて手軽です。使い捨てなので衛生的ですが、液晶用とキーボード用で使い分けが必要になります。
スプレー&クロスタイプは、頑固な汚れもしっかり落とせるのが魅力です。ただし、直接画面にスプレーするのは避けて、クロスに吹きかけてから拭くのが安全です。
マイクロファイバー素材がおすすめ
画面を拭くクロスは、マイクロファイバー素材のものが最適です。
超極細繊維なので、画面を傷つけずに指紋や油膜をしっかり拭き取ってくれます。ティッシュやタオルだと、繊維が硬くて微細な傷がつく可能性があります。
洗って繰り返し使えるのも経済的です。1枚持っておくと、MacBookだけでなくスマートフォンやメガネにも使えて便利です。
おすすめクリーナー5選
① エレコム 液晶用ウェットクリーニングティッシュ
タイプ:ウェットティッシュ(ノンアルコール) | 内容量:80枚・150枚 | 特徴:帯電防止効果・3層構造
エレコムの液晶用ウェットティッシュは、液晶画面に優しいノンアルコールタイプで、MacBookの画面掃除に最適です。80枚入りや150枚入りなど容量も選べて、コストパフォーマンスに優れているのが魅力です。
仕事の合間にサッと画面を拭きたい時に便利で、帯電防止効果もあるため、拭いた後にホコリが付きにくくなります。3層構造の不織布が汚れをしっかりキャッチしてくれます。
注意点:液量が控えめな設計のため、頑固な皮脂汚れには何度か拭く必要があるかもしれません。また、ボトルタイプは使っているうちに乾燥しやすいため、頻繁に使う人向けです。
おすすめな人:毎日MacBookを使っていて、こまめに画面を拭きたい人。液晶専用のクリーナーを手軽に使いたい場合に最適です。
② エレコム 超強力クリーニングクロス
タイプ:マイクロファイバークロス | 素材:超極細繊維 | 特徴:洗って繰り返し使える
表面が柔らかい起毛になっていて、画面に優しく汚れがよく落ちるクロスです。乾拭きで使えるので、水分を気にせずサッと拭けるのが便利です。洗って繰り返し使えるため、長く使えてコストパフォーマンスも抜群です。
エレコムのクリーナーの中でも特に人気が高く、MacBookだけでなくタブレットやスマートフォン、メガネなど様々なものに使えます。汎用性が高いため、「とりあえず1枚クロスが欲しい」という人にも向いています。
注意点:乾拭きなので静電気が発生しやすい可能性があります。頑固な皮脂汚れには、ウェットタイプの方が落ちやすい印象です。
おすすめな人:コストパフォーマンス重視で、液晶もボディも全部これ1枚で済ませたい人。洗って繰り返し使えるため、環境にも優しい選択肢です。
③ サンワサプライ クリーニングクロス 大判タイプ
タイプ:マイクロファイバークロス | サイズ:30×40cm(大判) | 特徴:超極細繊維・洗濯可能
サンワサプライの大判クロスは、30×40cmのサイズでMacBookの画面全体をカバーできます。超極細繊維で、油汚れや指紋も力を入れずに拭き取れるのが特徴です。
大判サイズなので、画面を一気に拭けて効率的です。MacBook Proの16インチのような大画面を掃除する時に便利で、メガネやカメラレンズにも使えます。
注意点:大きい分、持ち運びには少しかさばるかもしれません。自宅やオフィスで据え置きで使う分には問題ありません。
おすすめな人:大画面のMacBook Proを使っている人や、しっかり画面全体を拭きたい人。カメラやメガネも一緒に掃除したい場合に最適です。
④ 東レ トレシー カラークロス
タイプ:超極細繊維クロス | サイズ:30×30cm | 特徴:メガネ拭きでも有名・洗濯可能
東レのトレシーは、クリーニングクロスの定番として知られています。超極細繊維で油膜汚れもしっかり拭き取れ、メガネ拭きとしても有名な商品です。
30×30cmのサイズで扱いやすく、MacBookの画面にもちょうど良いサイズ感です。洗って何度も使えて、品質も安定しているという評価が多く見られます。カバンに入れて持ち運んで、外出先でもサッと拭けるのが便利です。
注意点:乾拭きなので、ベタベタの皮脂汚れには少し時間がかかる可能性があります。
おすすめな人:定番の高品質なクロスが欲しい人。メガネとMacBookを両方綺麗にしたい場合に最適です。
⑤ エレコム 重曹電解水クリーナー
タイプ:ウェットティッシュ(重曹配合) | 内容量:110枚 | 用途:キーボード・ボディ専用
重曹電解水が汚れを浮かせて落とすタイプのウェットティッシュです。キーボードやアルミボディの手垢汚れに効果的で、MacBookのボディ部分を掃除するのに向いています。110枚入りでたっぷり使えるのも魅力です。
キーボードの黒い部分は手垢が目立ちやすいため、キーボードをしっかり拭いて清潔に保ちたい時に活躍します。帯電防止効果もあり、ホコリの再付着も防げます。
注意点:液晶画面には使えないので注意が必要です。画面のコーティングを剥がしてしまう可能性があるため、キーボードとボディ専用として使うのが安全です。
おすすめな人:キーボードやボディの手垢汚れが気になる人。液晶用とは別に、ボディ用として持っておくと便利です。
用途別おすすめ
購入前にチェックしておきたいこと
液晶用とボディ用は分けて使う液晶画面にはノンアルコールタイプを、キーボードやボディには強力タイプを使うのが基本です。間違えると画面のコーティングを傷める可能性があるので注意してください。
直接スプレーは避けるスプレータイプを使う場合は、必ずクロスに吹きかけてから拭きましょう。画面に直接スプレーすると、液体が隙間に入り込んで故障の原因になることがあります。
掃除前にホコリを払う画面を拭く前に、ブラシやブロワーでホコリを払っておくと、拭いた時の傷を防げます。ホコリが付いたまま拭くと、細かい傷がつく可能性があります。
電源を切ってから掃除する感電やショートを防ぐため、MacBookの電源を切って、電源アダプターも外してから掃除しましょう。これは忘れがちなので気をつけたいポイントです。
よくある質問
アルコールティッシュは絶対に使ってはいけないのでしょうか?
液晶画面にはアルコールを含むクリーナーは使用しないでください。反射防止コーティングを傷める可能性があります。ただし、キーボードやアルミボディ部分であれば、アルコール系のウェットティッシュでも問題ありません。
クロスはどのくらいの頻度で洗えばいいですか?
使用頻度によりますが、週に1〜2回の洗濯がおすすめです。汚れが目立ってきたら、中性洗剤で手洗いし、よくすすいでから乾かしてください。
画面に水滴がついてしまった場合はどうすればいいですか?
すぐにマイクロファイバークロスで優しく拭き取ってください。水分を長時間放置すると、内部に浸透して故障の原因になる可能性があります。
ティッシュで画面を拭いてはいけないのですか?
ティッシュは繊維が硬く、画面に微細な傷をつける可能性があるため推奨されません。マイクロファイバークロスなど、柔らかい素材のクリーナーを使用してください。
クリーナーの使用期限はありますか?
ウェットティッシュタイプは、開封後は早めに使い切ることをおすすめします。クロスタイプは洗濯を繰り返すことで劣化しますが、適切に手入れをすれば数年間は使用できます。
まとめ
MacBookの画面を綺麗に保つためには、適切なクリーナー選びが重要です。
液晶画面にはノンアルコールのウェットティッシュかマイクロファイバークロス、キーボードやボディには重曹系のクリーナーを使い分けることがポイントです。
どれを選ぶかは使用スタイル次第です。毎日こまめに拭きたいならウェットティッシュ、長く使えるものが良いならクロスタイプがおすすめです。
定期的なお手入れで、MacBookの美しい状態を保ちましょう。画面がピカピカだと、作業のモチベーションも向上します。
※この記事は2025年12月12日時点の情報をもとに作成しています。
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